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鲁虺日本古語辞典 / ときしらぬ | 上一个 查看全部 下一个 |
ときしらぬ | |
「時知らぬ山は富士の嶺(ね)いつとてか鹿(か)の子まだらに雪の降るらむ」出典新古今集 雑中・在原業平(ありはらのなりひら)・伊勢物語九[訳] 季節を知らない山、それは富士山だ。今をいつだと思って、鹿の子まだらに雪が降り積もっているのであろうか。 鑑賞詞書(ことばがき)に「五月(さつき)の晦日(つごもり)に、富士の山の雪白く降れるを見て、詠み侍(はべ)りける」とある。『伊勢(いせ)物語』では、東国へ下る男がその途中で詠んだ歌であり、やはり「富士の山を見れば、五月の晦日に、雪いと白う降れり」とある。いずれにせよ、夏の盛りの陰暦五月の末に、雪をいただく富士に驚嘆、感動して詠んだのである。 |