鲁虺日本古語辞典
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とも

と-も 分類連語

…ということも。▽「と」の受ける部分の意味を和らげたり、含みをもたせる。

出典伊勢物語 六

「鬼ある所とも知らで」

[訳] 鬼がすむ所ということも知らないで。

同じ動詞・形容詞を重ねてその間に置いて意味を強める。

出典源氏物語 玉鬘

「あなうれしとも、うれし」

[訳] 「ああうれしいこと、うれしいこと」

なりたち

格助詞「と」+係助詞「も」

と-も 終助詞《接続》活用語の終止形に付く。〔強い同意〕もちろん…さ。

出典附子 狂言

「『あれを引き裂けば、申しわけになるか』『おう、なるとも、なるとも』」

[訳] 「あれを引き裂いたら、言い訳になるか」「ああ、もちろんなるさ、もちろんなるさ」

参考

中世後期以降の語。

とも 名詞(一)

【伴】(一定の職能をもって朝廷に仕える)同一集団に属する人々。

出典万葉集 四四六五

「大伴(おほとも)の氏(うぢ)と名に負へるますらをのとも」

[訳] 大伴の氏の名を持っている勇士の集団の人々よ。◇上代語。

(二)

【友】

友人。仲間。

出典伊勢物語 八

「ともとする人、一人(ひとり)二人(ふたり)して行きけり」

[訳] 友人である人、一人二人とともに行った。

同行の者。連れ。

(三)

【供】従者。おとも。▽主人に付き従う者。

と-も 接続助詞《接続》動詞型・形容動詞型活用語の終止形、形容詞型活用語および打消の助動詞「ず」の連用形に付く。中世以降、動詞型・形容動詞型活用語の連体形にも付く。

〔逆接の仮定条件〕たとえ…ても。

出典徒然草 七

「千年(ちとせ)を過ぐすとも、一夜(ひとよ)の夢の心地こそせめ」

[訳] たとえ千年を過ごしたとしても、(たった)一夜の夢の(ように短い)気がするだろう。

〔既定の事実を仮定の形で強調〕確かに…ているが。たとえ…でも。

出典竹取物語 かぐや姫の昇天

「かくさし籠(こ)めてありとも、かの国の人来(こ)ば、皆開(あ)きなむとす」

[訳] たとえこのように(私を)中に閉じこめていても、あの国(=月の世界)の人が来たら、(戸が)すべて開いてしまうだろう。

語法

(1)上代において、上一段動詞「見る」に付くとき、「見とも」となることがあった。「君が家の池の白波磯(いそ)に寄せしばしば見とも飽かむ君かも」(『万葉集』)〈あなたの家の池の白波が水辺に(しきりに)打ち寄せるように、しばしば会ったとしても飽きるようなあなたであろうか。〉(2)中世には、連体形にも付く。「かばかりになりては、飛び降るるとも降りなむ」(『徒然草』)〈このぐらい(の高さ)になったら、飛び降りても降りられるだろう。〉(3)形容詞型の活用語・打消の助動詞「ず」に付く場合、それらを未然形と見る立場もある。

参考

語源については[ア] 格助詞「と」+係助詞「も」、[イ] 接続助詞「と」+係助詞「も」の二説がある。

とも 【鞆】 名詞武具の一種。弓を射るとき、左手の手首に結び付ける、中に藁(わら)や獣毛を詰めた丸い革製の用具。弓弦(ゆづる)が手を打つのを防ぐためとも、手首の「釧(くしろ)」に弓弦が当たって切れるのを防ぐためともいう。

とも 【艫】 名詞船の後部。船尾。[反対語] 舳(へ)。