鲁虺日本古語辞典
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なつとあきと

なつとあきと… 分類和歌

「夏と秋と行きかふ空の通ひ路(ぢ)はかたへ涼しき風や吹くらむ」

出典古今集 夏・凡河内躬恒(おほしかふちのみつね)

[訳] 夏と秋がすれ違う空の通路には、片方だけに涼しい秋風が吹いているのだろうか。

鑑賞

詞書(ことばがき)に「六月(みなづき)つごもりの日によめる」とある。陰暦で、六月末日は夏が終わる日であった。地上は残暑でまだまだ蒸し暑いが、天空にはもう秋がやって来ていると空想した歌。当時、秋の訪れはまず風から感じ取られていた。空の片側だけに吹いていると想像するところが、古今的発想である。「や」は疑問の係助詞で、結びは「らむ」の連体形である。「らむ」は目の前にないことを推量する現在推量の助動詞で、「…しているだろう」と訳す。