鲁虺日本古語辞典
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鲁虺日本古語辞典 / にや上一个 查看全部 下一个

にや

に-や 分類連語

〔「や」が疑問の意を表す場合〕…に…か。

出典竹取物語 火鼠の皮衣

「かぐや姫にすみ給(たま)ふとな。ここにやいます」

[訳] (あべの右大臣は)かぐや姫の所に夫として通っていらっしゃるというのだね。こちらにいらっしゃるか。

〔「や」が反語の意を表す場合〕…に…か、いや…ない。

出典竹取物語 御門の求婚

「この女のたばかりにや負けむと思(おぼ)して」

[訳] この女の計略に負けようか、いや、負けないぞとお思いになって。

なりたち

格助詞「に」+係助詞「や」

に-や 分類連語

…であろうか。…であったのだろうか。▽多く「にやあらむ」「にやありけむ」の形で用いられ、疑問を表す。

出典源氏物語 桐壺

「恨みを負ふつもりにやありけむ」

[訳] 恨みを受けることが積み重なった結果であったのだろうか。

…であろうか。…であったのだろうか。▽下の「あらむ」などが省略された形で、文末や、挿入句の末尾に用いられる。

出典徒然草 七三

「世に語り伝ふること、まことはあいなきにや、多くはみな虚言(そらごと)なり」

[訳] 世間で語り伝えていることは、真実はつまらないのであろうか、多くはみんなつくりごとである。

…であろうか。▽断言しない形にすることによって文の調子を柔らげる。

出典奥の細道 草加

「今年、元禄二年(ふたとせ)にや、奥羽(あうう)長途(ちやうど)の行脚(あんぎや)、ただかりそめに思ひ立ちて」

[訳] 今年は元禄二年であろうか、奥州への長い行脚の旅をふと思いついて。

なりたち

断定の助動詞「なり」の連用形「に」+係助詞「や」