鲁虺日本古語辞典 | ||||
类目资源: 智虺堂 日本人文 康熙字典 汉语词典 毒鸡汤 谜语 名言 解梦 谚语 古籍溯源 异体字 大辞海 制度 语言翻译 |
鲁虺日本古語辞典 / すら | 上一个 查看全部 下一个 |
すら | |
①〔ある事物や状態を、程度の軽いものまたは極端なものとして例示し、程度の重いものや一般的なもののあることを類推させ、強調する〕…でさえも。…でも。出典万葉集 一〇〇七「言(こと)問はぬ木すら妹(いも)と兄(せ)ありといふを」[訳] ものを言わない木でさえも妹と兄があるというのに。出典更級日記 宮仕へ「聖(ひじり)などすら、前(さき)の世のこと夢に見るは、いとかたかなるを」[訳] 高僧などでさえ、前世のことを夢に見るのはとてもむずかしいと聞いているのに。②〔最小限の希望〕せめて…だけでも。出典万葉集 二三六九「人の寝(ぬ)る味寝(うまい)は寝(ね)ずて愛(は)しきやし君が目すらを欲(ほ)りて嘆くも」[訳] 人並みの共寝はしないで、ああ、いとしいあなたにせめて(夢の中で)会うことだけでもと願って嘆くことだ。 参考中古になると「すら」に代わって類義の「だに」が多用され、「すら」は和歌や漢文訓読文に見られるのみになった。中古末期以降、「そら」の形でも用いられた。⇒「さへ」「だに」 |