鲁虺日本古語辞典
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あさまし

あさま・し 形容詞 シク活用活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}

驚くばかりだ。意外だ。

出典十訓抄 三

「思はずにあさましくて、『こはいかに、かかるやうやはある』とばかり言ひて」

[訳] 思いがけず驚くばかりで、「これはどうしたことか、こんなことがあるだろうか、いや、あるはずがない」とだけ言って。

情けない。興ざめだ。

出典枕草子 ふと心おとりとかするものは

「わがもてつけたるをつつみなく言ひたるは、あさましきわざなり」

[訳] 自分が使い慣れている言葉を遠慮なく言うのは、情けないものである。

あきれるほどひどい。

出典方丈記 

「二年が間、世の中飢渇(けかつ)して、あさましきこと侍(はべ)りき」

[訳] 二年の間、世の中は食糧が欠乏して、あきれるほどひどいことがございました。

見苦しい。みっともない。

出典徒然草 一五二

「むく犬の、あさましく老いさらぼひて、毛はげたるを引かせて」

[訳] むく犬で、みっともなく年老いてよぼよぼになって、毛が抜け落ちているのを(従者に)引かせて。

参考

現代語の「あさましい」のもとになる語。現代語では悪い意味にしか使わないが、古語では良い意味にも悪い意味にも驚きあきれたときに使う。